Aブロック2点数発表



ケイ:さあ、続いての7組の結果発表に参りましょう。

キミ:次の組で進出枠の8組が埋まりますね。

ケイ:ですね。続いては、トロイデさんの結果発表に参ります!

キミ:点数、どうぞ!

























はにわ 牧原ナオミ テライキアツ KKジハード QQQ
94 95 88 74 70



キミ:これはかなり高得点が期待できるんじゃないでしょうか!?合計は!?





421



キミ:421点です!!

ケイ:ということは順位は!?





トロイデ 421
劇団ヴァージニティー 409
ケースバイケース 331
戦場のピアニスト 303
七草 284
乱舞ドライブ 254
模範少年 208
ロマンス 166
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28



キミ:第1位となりました!!

ケイ:劇団ヴァージニティーさんを更に上回っての高得点が出ましたねー。

シン:ねぇ。まさかセックスのネタが一気にトップとは。

キミ:それでは、審査員様のJPです。







審査員 点数 ジャッジペーパー
はにわ 94 なんていうんでしょうか。もう「馬鹿じゃないのか」という言葉がぴったりですね。
突き抜けた馬鹿ですね。おかしいですね。
ただ、突き抜けて馬鹿なだけでなく読んでてなんとなーく光景が浮かんでくるのは
やっぱり文の組み立てとか書き方とかの成せる技でしょうね。面白かったです。
torota - -
牧原ナオミ 95 もう笑いだけなら満点ですよ。
有り触れたテーマなのにどこからこういう狂気を持ち込んでこれるのか。
もう5行目の擬音で読者のハートを握りつぶしてくれました。
ここから先はもう世界観にどっぷりですよ。

それでも満点に至らない理由。
それはやはり前々から気になっている『台詞の統一感』ですね。
ママの台詞の口調に一貫性がないのが、どうにも気になって仕方ないんです。
それが芸風だとは思うんですけど、どうしても違和感として読後に残るんですよね。
テライキアツ 88 会話のテンポを文字で感じることができます。決してリアルな会話上でのテンポではないんですが。
文字で表現出来る上での最高の会話の形だと自分は思います。テンションの差のつけ方が大好き。
これ出来る人ってあんまり居ないんですよね。スタイルを気にしてしまうのか、
ポリシーを意識してしまうのかわかりませんけど。
当たり前のようにこれが出来るこの人が好きです。大いに笑いました。
内容はもうなんていうか一言で片付ければくだらねぇ
KKジハード 74 アホなボケとシンプルだけど完璧に空気を作り上げているツッコミの絶妙なやりとりがさすがです。
ツッコミのキャラにブレがあるのを、場合によってきちんと使い分けることで逆に個性に転化してるのは
トロイデならではの芸当ですね。
ただ、後半のママが興奮するやり取り辺りから下り坂のようにトーンダウンしていった印象があります。
このオチも嫌いではないですが、
この辺りのママの暴走やオチにもっとインパクトがあればオチにしまりが出るかなと思います。
こういった暴走系のネタは、オチが決まってるほど印象がよくなりますので。
あと僕も「ズッコンバッコン」って言葉は知ってます。誉めてください。
QQQ 70 ママの冷たくて攻撃的なツッコミと、ギャップがたまらなく面白かったです。
こういった想像力を委ねられたネタは、当たるとすごく大きいですよね。

郵便ポストとくちばしの比喩は、不覚にも笑ってしまいました。
あまりにもナンセンスなうなぎのくだりの例えのところや、
後半のママの慌てふためいたりしてるところなど、当たれば大きい笑いどころが用意されててすごい。

ただ時々分からなかったんで一瞬読むのが止まってしまったりと、
当たったらすごいんですけど、そうでもなかったときもけっこうあったり。
多分これは僕の読解力不足や個人的なツボによるものだと思うので、減点対象にはしてないです。
少々捻ったネタであるので、読み手に伝わらなかったときはまずそうだなあとも思いました。



シン:おいKK、だれが誉めるかお前なんか。

キミ:どうせKKさんなんて「愛のイトナミ」で得た知識しかないんだろ。

ケイ:読者のリアル体験談で・・・・・・・・・してるわけだね。

シン:言わなくて正解だ。

ケイ:さあ続いては、TSUさんの点数発表に参ります。

シン:ここからは9組目以降となりますので、一組発表されるたびに一組落ちてしまいます。

キミ:ここからドキドキ度がぐんと上がりますねぇ・・・。では、点数をどうぞ!

























はにわ torota 牧原ナオミ テライキアツ KKジハード
63 55 46 62 20



キミ:さあ、得点は!?





246





キミ:246点!

ケイ:さあ、順位のほうはどうなった!?






トロイデ 421
劇団ヴァージニティー 409
ケースバイケース 331
戦場のピアニスト 303
七草 284
乱舞ドライブ 254
TSU 246
模範少年 208
ロマンス 166
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28



キミ:現在7位です!

ケイ:ということはここで・・・

シン:はい。ロマンスさんはファーストステージ敗退となります。

キミ:残念でしたね・・・。また、次のGSCがあった時にリベンジしてください。

ケイ:それでは、JPです。








審査員 点数 ジャッジペーパー
はにわ 63 勢いで進める長文と工夫して形態を変えて進める長文の2通りがあると思いますが、
この長文は後者の方に寄った長文だったなぁ、と思います。
僕の好きな展開としては工夫してるように見せかけておいて最後は適当、とかその逆とかなんですけども
もうちょっと勢いの方に寄ってもよかったかなと思います。
ちなみに最後の投げっぷりは好きですね。
torota 55 確かにオマージュではあるんですけど
結構面白いと思うんですよね。
インベーダー便意とか笑っちゃいました。

うーん、難しい!
でも結局他人のフィールドなんですよね。
1から作ってないというのも含めて
この点数にします。すいません。
牧原ナオミ 46 そういや最近見ないと思ってたんですが、レム色ってもう解散したんでしたっけ。
また別に、ぎゅわんぶらあ自己中心派という漫画で『なんてしつけいい娘イイケツしてんな』ってのがあって、
それをふと思い出してしまいました。
さてこのネタですが、『よく考えたなあ』とは思いますが、
『面白い』とまではいかなかったかな。
ショートコント風ではなく、回文全体に一貫性があるともっと没頭できたかも。
あとラストは・・・作者さんの苦悩が窺えます。
そして森本レオのくだりなんですが、
自分のことを含めて言っているのに『この2人』っていうのはちょっと違和感が。
テライキアツ 62 あーこれは上手いなああ。好みではないけど凄く上手いです。
重ねて言うけど好みではないんです。でも評価したい点が山ほど。
キレが良いですよね。改行の具合とかも含めて。一山一山が物凄く鋭利。
それでいて途中にテクニックを見せつけるような山も織り交ぜる。多分完璧です。少なくとも自分にはそう見えます。
でもそれはやっぱり「回文」っていうジャンルが確立されてるからこそなんですよね。
スタイル自体が新鮮なものじゃないだけに、どうしても好みにはならないんです。
笑いとは違うベクトルで見てしまって。
さんざん誉めておいて申し訳ないですがこの点数で。
KKジハード 20 レム色のオマージュか、もしくは純粋に回文ネタをやってみたかっただけなのかは
作者本人に聞いて見なければ分かりませんが、
いずれにしてもほぼレム色と同じ形のままでネタをやるのはハードルがかなり高いです。
このネタのスタイルを否定するわけではありませんが、そもそもレム色の回文の形のままでネタをするとなると、
どうしても「本家を超えるインパクト、もしくはクオリティ」が必要になります。
しかし、全部はずれとは言いませんが、ほぼ本家のクオリティより下回ってる印象を受けました。
本家と比べるような見方は失礼かもしれませんが、実際にやってる人の形を真似て自分のネタを作る場合は、
すべてを一から作るより完成度が求められます。
「オマージュ」を真剣な企画で送る場合はそういったリスクがのしかかるのです。
決して回文の発想や工夫が悪いわけではありませんので、本家に迫る回文をさらに考えるか、
同じ回文でも自分だけの展開や形を考えるなどの工夫をしてみるといいと思います。



ケイ:KKさんが際立って厳しいように見えますね。

シン:何えらそうにしてんでしょうかね。大して面白い長文もかけてないくせに。

キミ:あの人、TSUさんのキャッチフレーズを回文で考えようとして挫折したらしいですよ。

シン:バーカ。

ケイ:・・・さあ、KKさんが悔しさでボールペンを叩き折ってるのはおいといて次に行きます。
   続いては、灯風さんです!

キミ:それでは、点数です!



















はにわ torota 牧原ナオミ テライキアツ KKジハード
48 74 67 54 53



キミ:さあ、どうでしょうか・・・合計は!?





296



キミ:296点です!

ケイ:順位はどう変動したでしょうか!








トロイデ 421
劇団ヴァージニティー 409
ケースバイケース 331
戦場のピアニスト 303
灯風 296
七草 284
乱舞ドライブ 254
TSU 246
模範少年 208
10 ロマンス 166
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28



キミ:第5位です!

シン:灯風さんが第5位ということで、模範少年さんは残念ながら敗退です。

ケイ:ここで模範さんが敗退とは、波乱ですねぇ・・・。それでは、JPです。





審査員 点数 ジャッジペーパー
はにわ 48 個人的に、詳しく説明せずに長文をやるのは結構な賭けだと思ってます。
僕もよくやっていたのですが、中々うまくフェードインするのは難しいものです。
この長文も詳しく説明せずに始まる長文だと思うのですが、
読み進めていっても設定とかがうまくつかみ取れなったところがもったいないかなと思いました。
ボケの発想とかは好きです。いいね。
torota 74 また面白い設定見つけましたね。
タマゴから拳銃は笑っちゃいました。

ちょっとボケにパンチが無かったのが残念でした。
もっと遊べれると思います。
牧原ナオミ 67 何といいますか、何故か昭和の風格を感じ取りました。
全員集合というかドリフ大爆笑というか。
60行という制限の中ではこういう手法は有効であるとは思いますが、
やはり設定に頼る部分が皆無である以上、ボケの破壊力がより重視されることになり、
それが読み手にハマらないとなかなか厳しくもある、諸刃の剣ですよね。
落とし方は流石だと思います。
テライキアツ 54 形がもう好きです。
形だけ見ると物凄く面白いんです。上手くオチてるし。
でも内容がどう見ても意外性に足りていないというか、何なんでしょう。
発想→製作の情熱だけで出来てしまっているネタのように思えてしまうんです。多分中身が詰まってない。
自分の作ったルールを守るだけでは爆発力が足りません。
全然違う「面白さ」を織り交ぜてみる柔軟さも必要かもしれません。
色々言うのはこのネタが大好きだからですすみません。
「そしてあなたは死ぬのです」ってセリフが個人的にめちゃくちゃツボです。
KKジハード 53 オンバトであったアンジャッシュのネタに似ていますが、方向性や展開に工夫がされていますね。
ボケの一つ一つもシリアスな空気の中にいいアホさが出てて好印象です。
しかし、一つ一つの展開が妙にあっさりしすぎてるのが惜しいかなぁと思います。
いいボケを出しているのにそれに対する展開がボケを膨らませていないのが痛いです。
60行の制限があるので展開を重ねるのは難しいかもしれませんが、
一行セリフを工夫するだけでもボケの印象は変わってくるので、その辺りの工夫がもっと欲しかったですね。



シン:牧原さんが昭和の風格って評価してますけど、確かFANさんって高校生でしたよね?

ケイ:若くして昭和の風格を持つのはすごいですね。

キミ:まあ、KKさんの知り合いには、高校生でT−BOLAN熱唱してる人がいるらしいから。

シン:もっとポップに行こうぜ若人よ・・・。

ケイ:さあ、それではどんどん参りますよ!続いてはHIGH−POPさんの点数発表です!

キミ:それではどうぞ!
























はにわ torota 牧原ナオミ テライキアツ KKジハード
72 45 41 35 42



キミ:さあ、合計は!?







235



キミ:235点です!

ケイ:さあ、順位は!?









トロイデ 421
劇団ヴァージニティー 409
ケースバイケース 331
戦場のピアニスト 303
灯風 296
七草 284
乱舞ドライブ 254
TSU 246
HIGH−POP 235
10 模範少年 208
11 ロマンス 166
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28



キミ:あー、惜しい!圏内にわずか届かず!9位です!

シン:8位に届かなかったということで、HIGH−POPさんは残念ながら敗退となります・・・。

ケイ:徐々にシビアになってきましたね・・・。それではJPです。






審査員 点数 ジャッジペーパー
はにわ 72 ボケが淡々と進めていってツッコミが荒々しく対処する、
という感じのものが大好きなもんで読んでて楽しかったです。
書き方もうまくて特に違和感も何も感じずにオチまで読みました。
ところどころに挟まってる小ネタもいい感じでした。
torota 45 「だからそれを残したんだが……なぁ、寝てない?」
もう上のセリフにはめちゃくちゃ笑ってしまいました。
多分、今の所一番笑いました。

ただこのコント自体はあまり楽しめませんでした。
本当にただ足が魚になった人のお話しだっただけで
そこにHIGH-POPさん独自のボケとかツッコミとかが
一切無かったのが非常に残念でした。

ただ単に設定を特異にするだけでは
高評価は取れないと思います。
牧原ナオミ 41 とりあえず、

小沢:……え?それは人間の足に戻ったっていうこと?

伊上:いや、足が2本になった。

小沢:うわ、中途半端に戻ったなぁ。それでいて鱗は付いてるって……気持ち悪いな。

の部分は、『ぷよぷよ』の、すけとうだらのような状況を想像すれば宜しいでしょうか。
でもその後鱗がついてるって書いてあるから、そうじゃないのかもと思いつつ。
まあ要するに伊上さんの台詞を受けての小沢さんのコメントは、ちょっと状況判断に迷うというか、
分かりにくい気がしました。
足が3本になったところも、人間を通り越したって突っ込んでますけど、
下半身が魚になった時点で人間は通り越してるわけで。
テライキアツ 35 こう言ってしまっては何ですが、作者の「狙い」がことごとく空回って見えてしまっています。
冷静なツッコミのセリフ回しであるとか、オチへの持って行き方であるとか。
やりたいことが露骨に見えすぎなんですよね。もうちょっと線の隠し方を考えてみると良いのでは。
「コントを書こう」という気持ちを捨ててネタを書いてみるのも手かも知れません。
とにかく、姿勢自体は凄く解りやすい上に好ましい形ではあるのです。だからこそ惜しい。
製作の過程に「見直し」を加えて、違和感を削ぎ落としてみてください。
KKジハード 42 ネタ自体の発想は奇抜でとてもいいと思うんですが、そこで止まっているように思えます。
掛け合いを重点に置きすぎてボケの絶対数が少なくなってるのと、
肝心のボケがこの設定内で考えうる部分のボケを出した段階に留まってるものが多いのが痛いなぁと。
オチへの複線も、そのオチに持っていくために無理やり展開させた感があって違和感を感じました。
文章力や掛け合いは決して悪いものではないので、
設定内でのボケの発想にももっと力を入れるとネタに厚みが増すと思います。



キミ:はにわさんは高評価だったんですけどねぇ。

シン:でも、一人でも評価が高い人がいてくれたら、それだけでもうれしかったりしますよね。

キミ:ですね。そう思うことも大切かもしれません。

ケイ:さあ、次に参ります!つづいては粗忽長屋さんです!

キミ:それでは、点数発表です!どうぞ!






















はにわ torota 牧原ナオミ テライキアツ KKジハード
68 98 55 62 70



キミ:ここでtorotaさんが超高評価!!どうなるでしょうか・・・点数は!?






353



キミ:353点です!

ケイ:なかなかの高得点です!それでは順位は!?







トロイデ 421
劇団ヴァージニティー 409
粗忽長屋 353
ケースバイケース 331
戦場のピアニスト 303
灯風 296
七草 284
乱舞ドライブ 254
TSU 246
10 HIGH−POP 235
11 模範少年 208
12 ロマンス 166
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28



キミ:第3位です!!

ケイ:若手の方ながら、底力を見せ付けたのではないでしょうか。

シン:そして、残念ながらTSUさんはここで敗退となります。
   4Bチキンさんは、ブログとかでKK叩いていいよ。

ケイ:それでは、JPをご覧ください。







審査員 点数 ジャッジペーパー
はにわ 68 設定が独特なのがいい感じです。
ボケの発想も僕は好きですし、最後までダーッと読めました。
途中強引なところはありましたが、いい作品だと思いました。
torota 98 うわぁー!面白いー!

60行でこんなボリュームあるコントを
見られると思いませんでした。オチも最高でした。

本当は100点を付けたかったのですが
次もあるので98点にさせて頂きました。
面白かったです。ありがとうございました。
牧原ナオミ 55 うーん・・・最初の2行がなあ・・・。
こういう異質な世界観の大切な導入部分を、こういうト書きで終わらせるのが非常に勿体無い。
バス停に立っていたらいきなり股間を凝視してくる男が出てくる。
ちょっと頑張ってその部分の描写をするだけでも、かなり読み応えは出ると思うんですよ。
『いきなり股間に顔を近づけて・・・何が始まるんだ!?』
みたいな期待感を持って物語に臨める訳ですよ。
日常生活に降臨した非日常を際立たせるためにも、
日常→非日常への流れは大切にして欲しい、そこを私は声を大にして叫びたい。
話の中で、ここは削っても良いんじゃないかなと思える部分があっただけに(能力を話す云々の部分)
構成によっては大きく化ける内容だとは思います。
テライキアツ 62 コントの基本的な技を全て駆使したような秀作だと思います。偉そうな言い方ですが。
一番評価したいのは構成・展開に合わせて文章がどんどん勢いを増していく点です。
長文ネタのスタイル上、会話のテンポや勢いなんかはなかなか文章で表現するのが難しいとは思うんですが、
記号の使い方やリズミカルな文字列への配慮なんかピカ一ではないでしょうか。
コントを書く上ではこういうことを疎かにする人が多いので、
本人は無意識的になさってるのかもしれませんが、惹かれるものがありました。
ボケの中身や設定が斬新か否か、なんかは正直あんまりなのですが、
技巧的な部分を評価してこの点をつけさせていただきます。
KKジハード 70 発想もさることながら、膀胱にこだわりまくるという暴走がうまくネタに個性を出してて面白いです。
前半の力が弱めで、エンジンのかかりが少々遅く感じましたが、後半の追い上げは見事でした。
オチは好きなんですが、今までボケの「膀胱と会話できる」ということを否定していたツッコミのキャラが
オチ付近で180度キャラが変わったことで少々矛盾が起きてるかなと。
ツッコミのキャラを調整するか、オチにもう一つ工夫するかしてその辺りを自然にすると
いい具合にまとまると思います。



キミ:しかし、膀胱と話す男って言うのはすごい設定ですね。僕も、尿道と話す男って言う設定のコントをやりたいです。

シン:中学時代に尿管結石できた男が何を言うか。

キミ:しゅん。

ケイ:さあ、どんどん行きましょー!続きましては、WAOWAOPANICさんです!

キミ:それでは点数をどうぞ!























はにわ torota 牧原ナオミ テライキアツ KKジハード
85 85 37 66 78



キミ:さあ、合計は!?







351



キミ:351点です!

ケイ:これまた高得点です!順位はどうなった!?







トロイデ 421
劇団ヴァージニティー 409
粗忽長屋 353
WAOWAOPANIC 351
ケースバイケース 331
戦場のピアニスト 303
灯風 296
七草 284
乱舞ドライブ 254
10 TSU 246
11 HIGH−POP 235
12 模範少年 208
13 ロマンス 166
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28



キミ:第4位です!

ケイ:粗忽長屋さんとわずか2点差です!この接戦は後ほど響きそうな気もしますねぇ。

シン:そして、乱舞ドライブさんは残念ながら敗退です。

ケイ:次のGSCがありましたら、また挑戦してリベンジして欲しいですね。それでは、JPをどうぞ。






審査員 点数 ジャッジペーパー
はにわ 85 読んでいて、「実況系のネタは言葉選びが重要だなぁ」と思いました。
この長文は言葉選びと言うか実況の喋りっぷりというかが秀逸で面白かったです。
特に「な・・・なんだ!一瞬牛乳が止まって見えた・・・。」とかもう最高ですね、ええ。
torota 85 話を壮大に見せるのが凄い上手だと思います。
コントも新しい展開の仕方だったのに
キャラの軸もぶれてなかったのですんなりと入り込めました。
かつ面白かったです。

ちょっと中盤だれた感じはありました。
それだけです。
牧原ナオミ 37 私も昔経験があり、指導を受け、それに納得して改善したんですけど、
文章上の動作や状況ををト書きで読ませるやり方はちょっと辛いんですよ。
まず読者に余計な負荷を生じさせるんですよね、想像してそこから創造するという。
その都度目で追うことを止めて脳内で考えなければいけない。
だから純粋に面白さを味わうことが出来ないといった部分があるんです。
いやまあそんなことはないって人も勿論多数を占めるわけなんですけど。
私の場合、男Bは9割、動作を示すト書きなんで、かなり厳しかったんですね。
いっそのこと男Bの動作を擬音で表現し、男Aがその様子を解説するといった形の方が、
まだ物語に没頭できたんじゃないか、というのが私の感想です。
テライキアツ 66 くだらなさが一周回って「凄い!」と思えるネタはありますが、
これは二周回って「うんやっぱりくだらねぇや!」になってると思います。誉め言葉です。
あまり文章が説明的すぎるとくだらなさが損なわれちゃうんじゃないかなあとも思ったんですが、
このネタはむしろ、読み進めて行く内に「文章が説明的すぎるということさえくだらない」と気づかせるような、
そんなネタじゃないかしらー。良いギミックです無意識かもしれませんが。
ただ、その仕掛けを読み手に気づかせるにはちょっとエンジンのかかりが遅い気がします。
まだ最初の不安感がある分、くだらなさの極地には至ってないような。変な言い分ですけど。
KKジハード 78 ト書きをここまで使ったスタイルは新しいですね。
ボケの行動とツッコミ(?)の暴走具合が相まっていつつ、
コーンフレークという題材を惜しみなく活用していて見事です。
ところどころ、文章のつなぎが不自然な点が見受けられましたので(コーンフレークが浮き出る部分のセリフなど)
その辺りを「・・・」などで間を持たせると文章としてなお良くなると思います。
あとは、さらにボケの馬鹿馬鹿しさを高められればなおいいですね。ボケが暴走するほど輝く題材だと思うので。



キミ:牧原さんが少々きびしめの評価となりましたね。

シン:新しい形のコントでしたから、その辺りで賛否両論あったみたいですね・・・。

キミ:でも僕は、新しい形を試すって素敵なことだと思います。僕らもその辺りは意識してますし。

シン:最近は意識しすぎてウンコみたいなネタばっかだけどね。

ケイ:さあ、Aブロック2の最後のネタの採点です!whitewhiteさん行きましょう!

キミ:それでは、点数どうぞ!
























はにわ torota 牧原ナオミ テライキアツ KKジハード
71 53 63 40 60



キミ:さあ、合計得点は!?









287



キミ:287点!

ケイ:さあ、順位はどうなったでしょうか!?











トロイデ 421
劇団ヴァージニティー 409
粗忽長屋 353
WAOWAOPANIC 351
ケースバイケース 331
戦場のピアニスト 303
灯風 296
whitewhite 287
七草 284
10 乱舞ドライブ 254
11 TSU 246
12 HIGH−POP 235
13 模範少年 208
14 ロマンス 166
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28



キミ:ぎりぎり8位です!

ケイ:間一髪でしたね・・・。

シン:ここで残念ながら、七草さんは敗退となります。

ケイ:だんだんと落とされますねぇ・・・。シビアさがよく感じ取れます。それではJPをご覧ください。








審査員 点数 ジャッジペーパー
はにわ 71 読んだ後は「この作品・・・シュール!」という感想になりそうだったんですけど、
なんとなくその一言だけでは片付けたくない気持ちになりました。
結構色々なところに気を使ってるなぁとも思いました。細かいところに力を入れられるとは!さすがやでー!
torota 53 改めてみるとちょっと粗いですよね。笑
もうちょっと捻ってくれたらなと思いました。

見てると本当もうあと2,3歩って所なんですよね。
自分の世界をかもし出してそうで出し切れてない。
そんな感じがしました。もうちょっと修行です。
牧原ナオミ 63 とりあえず、
前田→椎田→椎茸の変化の仕方における技術力は立派な加点対象ですね。
でも冒頭の状況説明のためのト書きは、やはりいらないかなあ。
『風邪ですか』の台詞で十分伝わる箇所だと思うので。
あとラスト。
『身の回りの人が一人椎茸になる』という部分を、
『一人だけ椎茸になる』という風に捉えるのであれば、
前田が椎茸に変化している時点で『もう一人椎茸になってる、あれ?』
といった感じで不思議に思わなければいけないのに、
ラストの時点でそれに気付いているんですよ。
そうでなければ『元々なんですか?』という台詞がおかしく感じるんです。
テライキアツ 40 評価が難しいです。「どう読むべきか」が伝わらない。
展開の奇妙さに点をつけるべきなのか、
ストーリーに流されない登場人物の冷静な態度へのギャップで笑えば良いのか、
それともそれら全てを「世界観」として説得させる文章の統一感に感服するべきなのか。
全部評価出来る点ではあるんですけど、その全てが混在していて訳が解らないことになっているような感覚です。
こういう自由なものに野暮なことを言うのはアレなんですが、
「方針」は一つに絞った方が解りやすいような気がします。
とりあえず今の時点では、「面白いんだけど、よく解らない」が「よく解らないことが面白い」というところにまで
達し切れていないような感じ。
変な審査で申し訳ないです。
KKジハード 60 前半の天丼を活かした不可思議な会話はとても面白かったんですが、
後半が対照的ともいえるくらい雑な感じになってるのが残念です。
このコンビ特有のこの空気感は好きなんですが、
後半のやり取りはその空気感だけに任せたような流れになってるかなぁと。
オチのつけ方もいい工夫がしてあるのに、その空気感を重視したままで流してるから矛盾が生じてしまっています。
前半のきれいなまとめ方・壊れ方が出来るのならば、後半にもその要素が欲しかったですね。



キミ:さあ、ようやく半分の採点発表が終わりましたよ。

ケイ:いやあ、なんだか容赦ないですねぇ。28組中8組しかいけないだけになおさら。

キミ:ここまでシビアだと、KKさんもまともなこと言ってるように見えるね。

シン:それはない。



Aブロック3の点数発表